生涯スポーツ・体力つくり全国会議２０２３を開催しました

今回は『「Sport in Life」の実現を目指して、第３期スポーツ基本計画の推進』をテーマに、令和４年３月２５日に策定された第３期スポーツ基本計画を推進するための方策について協議が行われました。

第３期スポーツ基本計画では、第２期スポーツ基本計画を踏襲しつつ社会状況の変化を顧慮し、東京オリンピック・パラリンピック競技大会のスポーツ・レガシーの継承・発展に向けて、特に重点的に国等が取り組むべき施策を示すとともに、以下の新たな３つの視点とそれを支える具体的な施策が示されています。

• 社会の変化や状況に応じて、既存の仕組みにとらわれずに柔軟に対応するというスポーツを「つくる／はぐくむ」という視点
• 様々な立場・背景・特性を有した人・組織が「あつまり」、「ともに」活動し、「つながり」を感じながらスポーツに取り組める社会の実現を目指すという視点
• 性別、年齢、障害の有無、経済的事情、地域事情等にかかわらず、全ての人がスポーツにアクセスできるような社会の実現・機運の醸成を目指すという視点

これらを踏まえて、今後どのように取り組んでいくべきかを、全体会、分科会とを通じて、室伏広治スポーツ庁長官をはじめ、各方面の有識者の方々による協議・意見交換がなされ、参加者の皆様には熱心に耳を傾けていただきました。