お知らせ

第8回ジュニアスポーツフォーラムを開催
6月15日(日)に、全国のスポーツ少年団指導者等が参加する第8回ジュニアスポーツフォーラムを開催しました。
当フォーラムはジュニア・ユーススポーツに関わる指導者等の資質向上を図るとともに、スポーツ活動に欠かすことのできない安全・安心な環境の整備に資するために毎年開催しています。
全体会:Not just one sport but more balance ~画一的になってない?一つじゃなくて広げるチカラ~

全体会では、日本スポーツ少年団 益子直美本部長、筑波大学 大山高教授、公益財団法人 日本サッカー協会 影山雅永技術委員長にお話をいただきました。
益子氏からはご自身が取組まれている「監督が怒ってはいけない大会」について10年での活動や子どもたちの様子を、大山氏からは「ジュニア期におけるマルチスポーツの重要性」について諸外国の取組みや日本の懸念・課題点を、影山氏からは現在の日本サッカー協会での取り組みを含め「子どもたちの選択肢を広げてあげる大切さ」についてをお話いただきました。
「子ども達が楽しくスポーツできるように」と”Well-being”に重きを置いたお話に、参加された方々は熱心に耳を傾けていました。
分科会

午後は参加者が希望する分科会に分かれて講義が実施されました。
A分科会:学校部活動の地域連携・地域展開の現状を読み解く
B分科会:プレイヤーズセンタードを推進する単位団(クラブ)運営を考える~子どもたちにスポーツの楽しみを提供し、心身の成長を促すために~
C分科会:どうする!次代の地域スポーツを担うリーダー養成
をテーマに有識者の方々の解説や事例発表等が行われました。
B分科会では講義に加えグループディスカッションが行われ、単位団(クラブ)にある問題・課題やそれに対する対応策・解決策について積極的な意見交換が行われていました。
ご参加いただいた指導者をはじめとするジュニアスポーツに携わる皆様が、当フォーラムで得られた知識、経験を現場にて実践、共有いただくことにより、より子ども達にとって親しみやすいスポーツ環境が構築されることと思います。
スポーツ安全協会は、日本スポーツの礎となるジュニアスポーツの裾野を広げる活動を継続して参ります。